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読んでみたかったのに図書館行けてなくて
先日やっと借りてきました。
気がついたら3冊も出てるよ、これ。

以下ネタバレ含むと思います

友人が面白いと言っていた時になんで読まなかったのかとちょっと後悔しました。
今頃になって面白さに気付いたよ。
今まで損してた気分だわ。

最初はもっと小規模な戦いだと思ってたんです。
学校内とか学校間とか、学校図書と学生のイメージ。
でも全然違ってて読み初めから驚いた。
主要登場人物は大人だし、戦ってる相手は政府機関だし、戦争って本当に銃器もって戦ってるしさ。
でもこういうの大スキですvv
ドタバタしててテンポのよい話。
郁と堂上の会話、特に王子様がらみの話とか思わず吹き出して笑い堪えるの大変。
手塚や玄田もいいキャラだし、上戸小牧の笑いのツボは見事に私自身のツボと見事に一致してさらに笑いを誘うし。
ただ、メディア良化委員会とかはリアルに恐い。
今の現実と比べて、全てが本の中のことですまなさそうなところがね。
思想や発言を封じ込まれたり、好きな本が買えなくなったり、それ以前に好きな本が出版されなくなったりとかしたら、ってそれを想像しただけで悲しくて苦しくなる。
政治に無関心な人が増えれば、こんな世界になる可能性もあるんだと思ってしまったりね。
今、自由に本が読めることが幸せだと素直に思えた。

本読んでて思ったことなんだけど、
堂上っていくつ?最初の登場で27?
読んでると30代半ばとかかと思ってた。
話し方とかもあるんだけど、雰囲気がね。
1巻目の時は勝手に郁とは歳の差があるから素直に好きだと認められないんだと思い込んでたよ。
で、“危機”で登場人物紹介を見てイメージと違うなぁと気付いた。

この記事を書くのに感想とか思い出そうとしても、思い浮かぶのって殆ど堂上と郁のことばっかりだ。
この作品で有川さんの作品好きになれそうだと思った。
次は『海の底』を読んでみたいなぁ。
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